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介助犬普及推進室(わんこの手)

介助犬普及推進室ニュース Vol.10

「キャリアチェンジ犬 ご存知ですか?」

2匹の介助犬顔を合わせ、上の方を見つめている様子 2匹の介助犬顔を合わせ、上の方を見つめている様子

 岡山県内のご家庭に、キャリアチェンジ犬が来ました!介助犬になる条件は「心の底から介助動作が好きで、ご主人様のそばでお手伝いをして褒めてもらうのが一番の幸せ!」と、犬自体が思うこと。なので、介助動作が好きだけど、一緒に歩いていても鳥が鳴いたら追いかけたくなっちゃうの!・・という犬なら、その本来の姿を曲げてまで介助犬にすることはしません。このように、候補犬として訓練をしても、介助犬にならなかった犬は「キャリアチェンジ犬」として家庭犬の道を歩むこともあります。その場合も、一番大事なのは「その犬の幸せ」 そのため、キャリアチェンジ犬を引き取るにも条件がいろいろとあります。第二の犬生をスタートさせたこの子も、この写真を見ていると、もうどちらが先住犬かキャリアチェンジ犬かわからないですね。ここを終の棲家として幸せに過ごすでしょう!

車いすユーザーが講演をしている前で、介助犬が車いすユーザーをじっと見つめて立っている様子 車いすユーザーが講演をしている前で、介助犬が車いすユーザーをじっと見つめて立っている様子
 左の写真は、授業中の藤原さんをひたすら見つめるダイキチくんです。観客(?)にお尻を向けているのではなく、ただ、ユーザーを見ています。「何かできることはない?ほめてくれる?『ダイキチ good boy!』ってなでてくれる?」と言っているようです。ユーザーと介助犬の関係をとてもよく表している一枚ですね。 もちろん、指示があれば車いすの足元でゆったりと待機しますよ!