介助犬の効果

 自分でできることが増え、活動量がアップします。散歩やえさやりなど規則正しい生活は、体調管理に効果があります。 人による介助を最低限に減らし、単独での行動を最大限にサポートすることで、外出など社会活動を広げてくれます。 肺活量や筋力アップ、可動域の改善も期待できます。

 一人じゃない、介助犬がいつもそばにいる安心感、緊急時に助けてくれる存在があることは、心にゆとりをもたらします。 行動の幅が広がり「楽しい」「ワクワクする」気持ちに出会えるはずです。

 介助犬との生活はひとりでは成り立ちません。社会参加することで輪が広がります。 介助犬が一緒にいると人に声をかけやすくなる、受け入れ側のバリアフリー意識が高くなるなど、社会との相互効果が生まれます。 また、法律を守り介助犬の管理をすることで、社会の一員として責任感が強くなります。

 今までできなかったことができ、人や社会の輪が広がることで、人生観が変わったり、新しい自分に出会うなど、将来に新たな希望や計画をみつけることがあります。 介助犬と思いやり、慈しみあいながら生きることは、人として深い部分の成長をもたらせてくれる可能性があります。