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医用工学研究室

頸髄損傷者の在宅就労支援

  1. 当センターでは、リハビリテーション治療の一環として、障害を持った方がコンピュータを利用できるよう、支援する取り組みを行っています。
    特に、頸髄損傷四肢麻痺者を対象として、在宅でコンピュータを利用した就労(SOHO:Small Office Home Office)を視野に入れながら、実用的なSOHOの環境を整備することを目標として、頸髄損傷者の在宅就労支援システムを構築しています。
    このシステムでは、チーム医療として医師、作業療法士、医用工学研究員が、患者さんに携わっています。
頸髄損傷者の在宅就労支援システムの流れ図 頸髄損傷者の在宅就労支援システムの流れ図

医師

頸髄損傷者の障害を医学的に評価し、コンピュータ操作訓練の適応を判断します。

作業療法士

通常のリハビリテーション訓練と平行して、マウスやキーボードなどのコンピュータ操作訓練と指導を行います。また、住環境の整備においては、コンピュータが使用できるよう環境を設定します。

医用工学研究員

コンピュータ操作能力の定量評価システムを用いて、頸髄損傷者のコンピュータ操作を評価します。評価結果に基づいて、市販のマウスやトラックボールなどのポインティングデバイスから適切なデバイスを選択します。また、必要があれば新しいデバイスの開発を行っています。

コンピュータ入力機器の開発

顎で操作を行うコンピュータ入力機器(マウス)の外観画像 顎で操作を行うコンピュータ入力機器(マウス)の外観画像

あご操作マウス

手でマウスなどの入力機器が操作できない方が、簡単にコンピュータ操作できることを目的として、あごで操作する入力機器を開発しました。
デバイス中央部であごを動かすことによりマウスカーソルが移動し、本体をあごで押すことによりクリック操作が行えます。

コンピュータ入力機器の選択と調整

患者さんには、担当作業療法士による上肢機能の評価結果に基づき、研究室に用意している多くの種類のデバイスを実際に使用していただき、研究員が、希望や感想を聞きながら、その方に合ったデバイスを提示しています。
希望者には、デバイス間の比較や作業効率の定量評価も行っています。