作業療法(OT)
作業療法は、怪我や病気によって低下した運動機能や認知機能などの評価を行い、残存機能を把握したうえで一人一人の希望に沿った社会復帰を目指します。具体的には「食事」「排泄」「入浴」といった日常的に行う身の回りの動作や「就労」「趣味」「家事」など日常に関連する動作など幅広い活動を支援します。日常に関連する動作の中にはパソコンやスマートフォンなどの操作、自動車への移乗など様々な活動があり、それらを個人の能力に合わせて練習していきます。また、困難な動作に対して身体機能を補うための自助具の作成や住環境調整の助言・指導といった退院へ向けたサポートも行っています。
食事動作支援
上肢の機能に応じて自助具作成、環境調整を行い、食事動作の獲得を支援します。



入浴動作支援
一般家庭を想定した浴室や高床式浴室などの環境で、浴室移動・洗体などの動作練習を行い、入浴動作の獲得を目指します。。



排泄動作支援
排泄では、身体機能や排泄時の姿勢に合わせて様々なタイプのトイレを設置しています。作業療法では看護師と連携を取り、ズボンの着脱・座薬の挿入などの練習を行い、排泄動作の獲得を目指します。



自動車関連支援
脊髄損傷、脳血管障害等の患者さんの自動車への乗り降り、及び車いすの積載練習を行います。


上肢用ロボット型運動訓練装置
病気の後遺症で上肢の麻痺やこわばりがある方、腕をうまく動かすことができない患者さんに対して上肢用ロボットを用いて上肢の運動を行います。


IT関連の支援
上肢の機能障害が重度な場合でも、残存している上肢機能や顎の動き等を利用することでパソコンを自由に扱えるようデバイスの選定、環境の工夫、操作練習を行います。


三次元コンピュータグラフィクスを用いた住宅改造支援システム
車椅子での生活環境を整えるためには、大規模な増改築を必要とする場合があります。当センターでは、設計図面をコンピュータで三次元化するシステムがあり、完成後のイメージを分かりやすくします。

